ラブストーリーは突然に
パパコチャの鬱は気まぐれ鬱だ。
調子のよい時と調子の悪い時の波がある。躁鬱というのだろうか。
調子がいい時は晩ごはんを作ってくれる。
でも調子が悪いと作れる状態ではないので、会社から帰ってママコチャが作るのだが。
今日の晩ごはん、パパコチャかママコチャか。それは帰ってみないとわからない(笑)
心の準備まるで出来んわ。
その日その時その気分で♪ってか。(小田和正。あの日あの時あの場所で~🎵のメロディでお願いします。)
パパコチャはこだわり屋さん。
「今日の晩ごはんはトンカツだよー」
「やったー!」と子供たち。
「今から、パン粉から作るから待ってね~」
いや、いつだよ、出来上がるの・・・・
「今日はオムライスだよー」
「やったー!」と子供たち。
「今日は、具が9種類入ってます。さて何でしょう~?( ̄ー ̄)ニヤリ」
いや、入れすぎだよ、オムライス、シンプルイズベストじゃね?
「今日はお好み焼きだよー」
「やったー!」と子供たち。
「今日は、時短アイテム使いました!具材、フードプロセッサーでみじん切りにしたよ!これなら、野菜も食べやすいからね!」
嫌な予感がする。いや、もはや嫌な予感しかしない・・・・
出来上がったら、ふわふわお好み焼き通り越してもんじゃ焼きも通り越して・・・
離乳食?いや、これは。ペースト食・・・・ さすが介護職(パチパチ)
いや、食感カムバック!!(ToT)/~~
それでも、ママコチャは
「美味しいよ!!ちゃんとお好み焼きの味するし!(お好み焼きソースのおかげで)」
と、美味しそうにいただく。
愛や☆☆ このお好み焼きを美味しいと食べられる私。もう、これは愛でしかない。
ラブストーリーは突然に変化する。まさに、母の愛。いや、神かもしれない!
「おかわりする?」
「え。あるん??どうしよっかなー。いや、今日は、もう、お腹いっぱいや~(ウソ)」