君の名は。
実家で犬を飼っていました。
ママコチャは動物が好きではありません。犬も飼いたかったわけではなく、妹が生まれたばかりの子犬をもらってきて、名前を決めて~とママコチャに頼んできたから、その時読んでいたマンガの主人公が飼っていた犬の名前【チョビ】をそのまま付けたくらい興味はありませんでした。
そして、3か月ほどして、妹は名古屋の大学に進学して、【チョビ】は置いてけぼりになりました。
え。誰が世話するん・・・・💧
既にかわいさ満点の子犬の時期を過ぎてしまったチョビの散歩係になった瞬間でした。
でもそれから約7年。チョビとは毎日散歩に行って、家族になりました。
チョビが、もう長くないって時に、
「大丈夫、次は、私の赤ちゃんに生れかわっておいで。そしたらまた会えるから」
って言いました。
ママコチャには娘が2人いて、お姉ちゃんのときは、全く忘れていたけれど、
下の子が生まれて、大きくなるにつれて、妙に誰かに似てるって思っていたんだよね。
ある夜、ベッドで飛び跳ねてる下の子を見てたら、思わず
「チョビ??」
って聞いてしまった。そしたら、娘が
「そうだよ!!」
って答えるんですよ。
「やっぱり!!そんな気がした!」
って言うママコチャに、なんと娘は、
「内緒だよ」って言うんです。
「うん、うん。ママコチャとチョビちゃんだけの秘密な(≧◇≦)」
そのあと、ぎゅうーって抱きしめて寝ました💛
今、小学4年生のチョビちゃんに、【チョビ】って呼ぶと
「は?」
って言われるけど。もう記憶はないのかもしれないけれど。ママコチャは、チョビちゃんは、【チョビ】の生まれ変わりって信じてるんだよ。
記憶というと
上の子が5歳に名なったころ、子供は2・3歳くらいまでならお腹にいたころの記憶があるらしいという話を聞いたことがあり、
「もう、間に合わんやん~」
と思っていたが、下の娘が3歳になったころ夜寝るときに急に思い出して、
「チョビちゃんは、ママコチャのお腹の中にいた時のこと覚えてる??」
って聞いてみたら、
「うん、真っ暗で、トンネルを通ってきたんだよ」
と言うたんです!!
いや、何かで見たんか!?と思ったりもしましたが、見たとしても3歳で理解できるのか?そしてその後、何回か聞いてみましたが、それ以降は
「わかんない」
って返事でしたので、お腹の中のことが聞けたのはその一回きりでした。
本当は、前世やお腹の中の記憶を持って生まれてくるのに、どんどん忘れていっちゃうのかなあ。ママコチャは、アンデスの曲や、インカ帝国の画像を見ると、心がソワソワして懐かしい気分になる。きっと、アンデスの山に生えてた草やったんじゃないかと思ってる(何で草やねん(笑))